WordPress2.5.1のインストール
| WordPress | : | 2.5.1 |
|---|---|---|
| PHP | : | 5.2.6 |
| MySQL server | : | 5.0.51b |
| Apache | : | 2.2.8(Win32) |
| Add this | : | |
WordPressはブログに止まらず、その柔軟な拡張性からCMSとしても利用できるオープンソースのプラットフォームです。商用を含めすべて無料であり、導入も簡単なためシェアを拡げています。また、テーマやプラグインが豊富で、カスタマイズも手軽にできます。PHPやjavascriptの知識があればかなり複雑なことができますし、プログラミングに明るくない場合にも、オリジナリティ溢れるサイトを作成できます。
以下では、WordPress のインストール方法を順に説明します。
インストールの前に
WordPressはデータベースにMySQL、スクリプトにPHPを使用しています。またパーマリンクを実現するため、Apacheのmod_rewriteモジュールが必要です。レンタルサーバーの場合は、それらが利用可能かをまず確認してください。使えない場合は引越しをおすすめします。Apache、MySQL、PHPすべて無料ですので、ローカルでテスト環境を構築してみるのもいいでしょう。WordPress 日本語版の推奨する動作環境は以下の通りです。
動作環境:
PHP: 4.3以上
MySQL server: 4.1以上
日本語版WordPressをダウンロードします
- WordPress 日本語ローカルサイトからWordPressのzipファイルをダウンロードします。2008年7月3日現在、最新バージョンは2.5.1です。
- wordpress-2.5.1-ja.zip を解凍します。解凍された wordpress-2.5.1-ja¥wordpress フォルダ以下がWordPressに必要なファイルです。
MySQLでデータベースとユーザを作成します
cPanel、phpMyAdmin、MySQL Command Line Client(コマンドラインクライアント)のいずれかでMySQLのデータベースとユーザを作成します。レンタルサーバーなどでデータベースの作成権限がない場合は、サーバー管理者がデータベースを作成しますので、管理者からデータベースの情報を取得してください。
ここではコマンドラインクライアントを例に説明します。作成するデータベースの情報は次の通りとします。
データベース名: wp_hoge_db ユーザ名 : wp_hoge_user パスワード : hogehoge
コマンドラインクライアントを使用する場合
- コマンドラインクライアントを実行します。
[スタート|すべてのプログラム|MySQL|MySQL Server 5.0|MySQL Command Line Client]をクリックします。 - データベースとユーザを作成します。
- mysql> の箇所でコマンドを入力します。
- コマンドの途中で Enter 入力すると、プロンプトが -> になり、継続してコマンドを入力することができます。
- コマンドの最後にはセミコロン(;)を忘れずに入力してください。
- ユーザ名の後には @localhost のようにホスト名を付けますが、通常は省略可能です。
データベースの作成
mysql> create database wp_hoge_db;
ユーザの作成
mysql> grant all privileges on wp_hoge_db.* to
-> wp_hoge_user identified@localhost by 'hogehoge';
mysql> flush privileges;
なお、データベースを削除する場合は、以下のように入力します。
mysql> drop database wp_hoge_db;
wp-config.phpを設定します
wordpress-2.5.1-ja¥wordpress フォルダ内の wp-config.php ファイルに記述してあるMySQLデータベースの接続情報を、使用環境に合わせて変更します。
// ** MySQL 設定 ** //
define('DB_NAME', 'putyourdbnamehere');
define('DB_USER', 'usernamehere');名
define('DB_PASSWORD', 'yourpasswordhere');
define('DB_HOST', 'localhost');
define('DB_CHARSET', 'utf8');
define('DB_COLLATE', '');
(略)
define('SECRET_KEY', 'put your unique phrase here');
(略)
$table_prefix = 'wp_';
- wp-config-sample.php ファイルを wp-config.php にリネームします。
- wp-config.php を開いて、データベースの情報を書き換えます。
データベースの情報は、サーバー管理者から指定されたもの、または前述のように自分で作成したものを使用します。- DB_NAME
- MySQLのデータベース名(例: wp_hoge_db)に変更します。
- DB_USER
- MySQLのユーザ名(例: wp_hoge_user)に変更します。
- DB_PASSWORD
- 上記ユーザのパスワード(例: hogehoge)に変更します。
以下の2つは、MySQLデータベース内で一意の文字列を設定します。
- SECRET_KEY
- 使用するWordPressに固有の任意のフレーズにします。
- $table_prefix
- 使用するWordPressに固有の任意のプレフィクス(例: wp_hoge_)にします。WordPressが作成・使用するテープル名の初めに付加されます。
同じサーバーの同じMySQLデータベースでも、この2つの設定値ごとに別のWordPressを使用することができます。つまり複数のWordPressを設置することが可能になります。ローカルのテスト環境であれば wp-config.php だけを複数用意し、それらを切り替えて使うことで実現できます。
- 例: ブログhoge1
wp-config-hoge1.phpdefine('SECRET_KEY', 'hoge1 secret key'); $table_prefix = 'wp_hoge1_'; - 例: ブログhoge2
wp-config-hoge2.phpdefine('SECRET_KEY', 'hoge2 secret key'); $table_prefix = 'wp_hoge2_';
wp-config-hoge1.php を wp-config.php にリネームすればブログhoge1、wp-config-hoge2.php を wp-config.php にリネームすればブログhoge2がそれぞれ利用可能になります。
- wp-config.php を保存します。
アップロードします
アップロード先は、WordPressのみでサイトを構成するなら、サイトのルートディレクトリにします。もちろん、ルートでなくともサブディレクトリでも良いです。アップロード先がそのままWordPressのURLになります。
例: サイトURLが http://www.hogehoge.com/ の場合
- ルートディレクトリにアップロード
http://www.hogehoge.com/ - サブディレクトリ(例: blog)にアップロード
http://www.hogehoge.com/blog/
アップロードするのは wordpress-2.5.1-ja¥wordpress フォルダ内のファイルおよびフォルダすべてです。wordpress フォルダ自身はアップロードしません。ローカルのApache環境なら、htdocs フォルダ以下にコピー(または移動)します。
- 注意
- FFFTP Ver 1.87a では、全ファイルを一度にアップロードしようとすると、途中で失敗しFFFTPが終了することがあります。その場合は、フォルダ単位などで何回かに分けてアップロードしてください。
インストールします
ブラウザで [アップロードしたディレクトリ]/wp-admin/install.php にアクセスします。
例: サイトURLが http://www.hogehoge.com/ の場合
- ルートディレクトリ
http://www.hogehoge.com/wp-admin/install.php - サブディレクトリ(例: blog)
http://www.hogehoge.com/blog/wp-admin/install.php
成功した場合
- サイト名とメールアドレスを入力し、[WordPressをインストール]をクリックします。
- サイト(ブログ)名は、後から変更できます。
- メールアドレスも後から変更できます。admin(管理者)のパスワードが送信されますので、受信可能なメールアドレスを入力してください。
- [ログイン]をクリックします。
WordPress管理者のユーザ名とパスワードをメモしておいてください。前項で入力したメールアドレスにも同じ情報が送信されています。
- WordPress管理画面が表示されます。
WordPressが利用可能になりました。
管理画面では投稿、ページの作成やユーザ、プラグイン、テーマの管理などができます。サイトもこの時点で閲覧可能になっています。今後、管理画面にログインするためのURLが次のようになります。
例: サイトURLが http://www.hogehoge.com/ の場合
- サイトの管理画面のURL
http://www.hogehoge.com/wp-admin/
管理画面にアクセスするとログイン画面が表示されますので、ユーザ名とパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。使用するテーマにログインのリンクがあります。
- サイトの管理画面のURL
失敗した場合
wp-config.php の記述に誤りがないかを確認してください。どうしても接続できない場合は、MySQLの権限があるなら、現在のデータベースを削除して、新規にデータベースとユーザの作成からやり直すのが早いです。




